【電気自動車EV】が思ったほど普及しない、嘘、欺瞞の不思議な世界

こんにちは、ロディです。

 

ロディは、大の車好きを自負していますが、今の電気自動車(EV)なるものに興味を持ったことがありません。

いえ、決して、ガソリンの匂いとオイルの焼けた香りが好きな、極めてハードボイルドなタイプでもありませんw

 

本質的に今の電気自動車(EV)が良いものと思えないから、何も興味を示さない訳で、本当に効率の良い素晴らしいものなら、直感的に気に入るはずです。

本来、人間とはそう言うもので、良いものは経験や直感から何となく分かったりするものです。

特に日本人は、その良いものを感じ取る感覚が鋭く、海外でベストセラーになるような車でも、国内では全く売れなかったりします。

 

そこで、現在国内でのEV保有台数を調べてみました。

2010年から三菱、日産と相次いでEVが発売開始されましたが、2016年度で62,000台、毎年12,000台くらい増えているので、2017年度で推定75,000台程度でしょうか、販売後7年でこの台数です。

これだけ開発費を掛け、あらゆる宣伝をし、国が補助金まで出して、この台数では、メーカーは利益どころか相当なマイナスではないかと思います。

 

ディーゼルで話題になったマツダCX-5では、2012年の発売から、2017年モデルチェンジするまでの約5年間に国内だけで150,000台以上売っています。

CX-5は、国内でクリーンディーゼルが評価、認知され、マツダでは久々の大ベストセラーになった訳ですが、ロディの知り合いも何人か乗っていますし、試乗もしたことがあります。

昔のディーゼルの煩い、臭い、遅いの3重苦が全てクリアーされ、ガソリンエンジンと比べても、大変優れたエンジンとなっています。

 

ガソリンエンジンCX-5に乗ると、少し印象が薄れ、まあ他のメーカーと比べてどうかな?って考えてしまいますが、ディーゼルに関しては、比較対象がない、直感的にこれは凄い!燃費はどう?高速での巡行は?加速は?静粛性は?って、次々興味が湧いてきたものですw

 

その結果、CX-5マツダ久々の大ベストセラーカーになり、日本カーオブザイヤーも受賞、世界でも販売台数を伸ばし、優れた自動車と言うものは世の中から認められ、内燃機関の進化もまだまだ可能なのだなって感動したものです。

 

まあ、これはCX-5を称賛するお題ではありませんので…(笑)

 

電気自動車(EV)の日産リーフ三菱アイミーブも決して悪い車ではないと思いますが、EVとして素直に良い車だな~!、欲しいな!って気にならないのも事実です。

その後BMWからi3などのEVが出たりしましたが、ロディ的には、全く興味が湧きません。

 

なぜ、EV自体に興味が湧かないのかと言うと、多分、必然性、必要性の問題だと思います。

 

では、EVがなぜ必要か?

 

ゼロエミッションで、CO2を出さないので環境に云々…

とにかく低炭素社会では、CO2が…

 

だから不便でも高くても環境問題の為に乗るのが正しい?

 

 その前に、まず「CO2」って毒か何かでしたっけ?

 

いえ、CO2出さないって言っても、発電所化石燃料燃やして電気を作っているので、結局はCO2出してるじゃない!

って、レベルの低いことを言うつもりではありません。

 

ただ、今のCO2削減、低炭素社会なるものに疑問を抱いているだけで…

 

 

去年2016年にNASAから、こんな発表がありました。

 

「過去35年間で地球の緑化が進んでいる、新しく増えた緑地はアメリカ合衆国の面積に匹敵する」

 

アメリカは世界第3位の面積の国で、日本は第60位

アメリカの面積は、日本の約25倍です。

日本を東京ドームに換算すると、約800万個分の面積ですw

アメリカは日本の約25倍なので、東京ドーム約2億個分の面積ですね(笑)

 

あれ?地球って砂漠化が進んでたんじゃないの?

 いや、多分、森林伐採反対派が騒いだので、木が増えたのだろうw

セブンイレブンの割りばしも竹に変わったから(笑)

 

まあ、冗談はさておき、その理由は、世界中で植林をした結果ではなく、環境問題に取り組んだからでも、もちろん、EVが増えたからでもありません。

 

「観測された緑化の70%は、二酸化炭素の増加により説明できる」 

「それに、化石燃料を燃焼したことで排出される酸化窒素により作り出される窒素も緑化に10%近く寄与する。」

 

緑化の理由の80%が化石燃料を燃焼したことに寄与しています。

それは、植物が育つ仕組みを考えれば単純に分かりますよね。

 

いえ、決してEVがダメと言う気はありませんし、今後、相当高性能なバッテリー等が開発されれば、むしろEVが一大勢力になると思っています。

 

ロディも、これまでの自動車のデザインを超越する、内燃機関を使った自動車を凌駕する車は、必ずEVから生まれると思っていますから、人一倍期待をしている一人です。

 

全自動運転も含めて、電気デバイスが更に進化すれば、世の中から交通事故を無くすことも可能ですし、その未来ももう見えて来ています。

その世界では、内燃機関でなく、もっと優れた、今現在では考えられないようなEVが中心になっていることでしょう。

そう、SFアニメやSF映画の未来の世界のようにね。

 

でも、EVは、CO2を出さないから環境に良いとか、地球温暖化対策になるとか、いかにも植物に良い、木や緑に優しい、だから人に優しい、などの「嘘」「欺瞞」はいけません。

 

これからEVは、人を幸せにするために進化するのであって、人の生活を制限するものであっては、何の意味もありません。

石油、石炭、天然ガスを使った発電も人々の生活を豊かにするために、今現在の人間に与えられた知恵であり、必然です。

それを証拠に、今、地球上で植物がどんどん増え、世界中が緑化されています。

 

多分、18世紀半ばから起こった産業革命以来、世界中の人々が豊かに便利になった裏で、実はずっと緑化は進んでいるとロディは考えています。

 

でも、地球温暖化がー!異常気象がー!

その話は、また今度することにしましょうw

まだまだ、楽しい話が沢山ありますので(笑)

 

色々言いましたけど、ものごとを単純に純粋に考えると答えは出ますよね。

でも、頭の良い人ほど複雑に考えがちですw

 

むろん、世の中は効率だけを求めていく訳にも行きませんし、国が主導して技術発展に寄与する政策をとる必要性もあります。

今後のアメリカでのZEV規制(トランプ大統領がどうするか分かりませんが)、欧州のCO2規制などがそうで、自動車メーカー各社は、EVを一定数作る必要性から、EVは更なる発展をして行くことでしょう。

 

環境問題とエネルギー問題は、政治的にも複雑に絡み合って、何が正しくて、何が間違っていると、誰も声を大にして言えない状況になっています。

 反対派はギャーギャー騒いでますが、まあ、彼らはイデオロギーと利権の問題ですから(笑)

 

 複雑に絡み合った環境問題が、少しずつでも正しい方向に進んで行くことを日々願っているロディでした。