CO2で地球温暖化の嘘【その2】生物の絶滅を願う不思議な世界
こんにちは、ロディです。
前回に続き、地球温暖化の現状を書いていこうと思います。
前々回、人間がこれまで化石燃料を燃焼したことで【二酸化炭素CO2】が増加し、それにより世界中が緑化され、過去35年間で植物がアメリカ合衆国の面積ほど増えていることをお話をしました。
二酸化炭素CO2は文字通り、【酸素】と【炭素】が合わさった炭素酸化物です。
46億年前に地球が誕生した時、原始の大気の成分はほとんど【二酸化炭素CO2】で、96%程度を占めていたと考えられています。
一酸化炭素や窒素、水蒸気は含まれていましたが、【酸素】はなく、二酸化炭素の量は、現在の20万倍とも言われています。
現在のCO2濃度は、産業革命以降で最大と言われる0.04%(400ppm)
46億年前には、今の約20万倍のCO2濃度
さて、それだけ沢山あったCO2は、いったいどこに消えたのか?
実は、大気中のCO2はどこかに消えた訳ではなく、今も色々と形を変えて残っています。
CO2は水に溶けやすく、海に溶け込むことによって、サンゴなどの生物により、海に固定化されて 今も存在しています。
石灰岩がそれで、地球上に3000兆トンほどあり、あとは、植物や動物の死骸が石炭や石油になり、600兆トンほどあると言われます。
余りに単位が大きく、またその分誤差も多いと思いますが、確実に莫大な量が地中や海底に埋まっています。
約43億年前に、地球が冷え【原始の海】と【大陸】が誕生したことにより、激しい環境の中で生成、流れ出した有機物が海に集まり、40億年前に海に最初の生命が誕生したと言われますが、
画期的なのは、35億年前に【光合成】が出来るシアノバクテリア(光合成細菌)が誕生することで、CO2と水から炭水化物【糖類】を自分で作り出すことが可能となり、副産物として【酸素】が放出され、
その後、植物が誕生し、さらに光合成が活発になり、CO2が減少、酸素が増えることで、今のような大気の状態になったと言えます。
光合成で【酸素】が【発生】したことにより、地上に沢山の生物が誕生することとなった訳ですが、そのもとになったのが【二酸化炭素CO2】であることは、間違いのない事実です。
光合成には、CO2が必要です。
いえ、むしろCO2をエネルギーに変えるために光合成があると言った方が適切です。
食物連鎖は、生産者(連鎖のスタート)としての植物があって、初めて成り立つもので、その植物はCO2を吸ってエネルギーを作り、体を作ります。
NASAが過去35年間で緑化が進んだのは、CO2の増加が原因だと発表したことは、
地球温暖化を推進する学者のCO2濃度が上がっても植物の生長の増加は期待できない、むしろ光合成の速度は遅くなるものもある、それは何百世代とCO2濃度0.028%で適応しているからだ。
との仮説も意味を持たなくなったと言えます。
植物は生物である以上、エネルギーのもとになる食べ物が必要です。
それがCO2であり、どんな生物でも食べ物が無くなれば、地球上から絶滅します。
食物連鎖のスタートは、植物が食べられることから始まります。
他の生物は植物を食べることで、食う食われるの関係が始まり、それが生物群集の食物連鎖の構造となっています。
植物は光合成することでCO2をエネルギーとして利用し、他の生物がCO2から直接エネルギーを作り出せない以上、植物が全ての生物に変わり代表して、CO2からエネルギーを取り出すことで、生物群集の食物連鎖が成り立っていることは、周知の事実です。
CO2が全ての生物のもとであり、全ての生物は【炭素骨格】が中心となった【炭素生物】です。
それはSFの世界ではなく、現実に地球の生物全てが炭素生物です。
SFによく出て来るのは【ケイ素生物】とかですねw
シリコン生物みたいなw、現実にはいません(笑)
話はそれましたがw
二酸化炭素CO2は、決して【悪者】ではありません。
マスコミなどは、CO2は悪で世の中から無くなる方が良いとでも言うような論調ですが、
CO2は、生物のもととなる大切なもので、無くなれば生物は【絶滅】することは免れません。
今現在のCO2濃度は、地球に生物が生まれ、何億年も繫栄し、CO2をほぼ使い切った状態に近いと考えられます。
では、なぜ地球温暖化対策は、CO2量を産業革命前の0.028%を基準に低い濃度にしようと考えるのか?
それは近年地球のCO2濃度は0.028%付近を推移しており、今現在のCO2濃度は人類が経験したことのない量であり、100年で0.01%ずつ上昇する。
それをシミュレーションした結果、このまま行けば、最悪、2100年には気温が4.8℃上昇し、南極の氷が溶け、海面が82㎝上昇、2300年には8℃上昇、北極は17℃上昇し、熱帯になると…
そう聞けば、誰でもこれまで経験したことがない、判断できない状況として、不安で否定する気持ちにはなれませんよね。
実際は、過去、今よりCO2濃度が高い時期の方が遥かに長いのですが…
まあ、ここ150年で気温は0.75℃上昇しているので、温暖化したと言えばしているのですが、ここ【18年間】では、気温は 全く上がっていません。
地球温暖化の定義で言うなら、CO2濃度に比例して気温が上がるとのことなので、
この150年で0.028%から0.04%に上がり、それによって気温が0.75℃上昇したと仮定するのなら、
今後100年間でCO2濃度が0.012%程度上がると考えて、
単純計算で100年後、平均気温が0.75℃上がるかも知れません。
そうすると単純に200年後で1.5℃上がる計算となります。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)での、何だか良く分からない気候モデル計算より、上がるとしても、こちらの方が説得力あるでしょ(笑)
では、これが本当に致命的な温暖化に繋がるのだろうか?
「いや、毎年熱くなっている、今年も熱い、毎年猛暑だ!」
と言われるかも知れませんが、
実際この18年間、世界の平均気温は上がっていません。
暑くなった地域があれば、寒くなった地域もあると言うことです。
NHKなどはいつも「北極の氷が溶けて、シロクマが住めなくなる、かわいそう!」と言っていますが…
いや、だから情緒に訴えかけても…
現在は、IPCCで示した気候モデル計算と実際の気温の差が、年々大きくかい離し、CO2温暖化論の破綻をきたしている状況となっています。
でも、日本のマスコミは、まだまだ地球温暖化の危機を煽っています。
最近また温暖化の話がよく出だしたので、何かまたバイアスが掛かっているのかも?
環境税をさらに上げる算段か?
どちらにしろ今も年間3~4兆円の温暖化対策費用が支出されています。
そう、もちろんこれは皆さんの【税金】から支払われています。
本当にあるかどうか分からない【地球温暖化仮説】にですよ。
【仮説】と言ったのは、温暖化の状況が科学的にデータで証明されていないからで、
言葉は悪いけど、【温暖化あるある詐欺】と言われても仕方ない現状です。
まだまだ書き足らないので、
次回【その3】に続きますw